立命館アジア太平洋大学(APU)について

 2023年度卒業生のひとり、中山圭さんのお母様から入学式の様子をお知らせいただきました。大分県別府市にあるAPUは多くの留学生とグローバルな視点からの学びが可能な場。MEL Schoolの生徒さんにはぜひ進路選択の一つと考えてもらいたい、と長年思っていた大学です。

12期生の中山圭さんがMEL School卒業生第1号のAPU生になりました。

このブログでは、お母様からお寄せいただいたメールをご紹介いたします。

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4月1日に圭の入学式に行って参りました。

入学式は人数の関係で体育館には入れませんでしたが別教室でオンラインで見ることができました。英語と日本語での入学式、また、在校生が主体となって新入生を迎える様々なイベントに終始飽きることなく、保護者も楽しめる入学式でした。


出口学長も車いすで壇上に上がり祝辞をくださりました。重度の障害がありながら一生懸命お話される姿に学生たちも感動したと思います。


標高300メートルに校舎があり、そこからの眺望は素晴らしく、日々あの景色を見ながら登校できることに羨ましさを感じました。職員や在校生、卒業生がキャンパスツアーをしてくださり

皆さんボランティア精神が旺盛でした。


圭のルームメイトはカナディアンのSamくんで、入学式当日には、アメリカ・ラトビア・ベトナム・中国・韓国など海外からのお友達をたくさん紹介してくれました。


大学の第一印象を(息子に)聞いたところ、大学も先生もNOと言わずに、学生に寄り添って受け入れてくれるので、自分も含め、海外からたくさん学生が来やすいんだと思うと話していました。


ご存じの通り、別府から11km離れているので、週末のみ買い出しに街(下界と呼んでいるそうです)にくり出し、それ以外はAPU敷地内で仲間と過ごしているそうです。敷地内は英語が飛び交っており、学生もオープンマインドで積極性を感じました。半日ぐらいの滞在でしたが、ここでしか味わえない充実した4年間をこれから圭は過ごすんだろうなと感じました。

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MELの卒業式の際に、先生方が10年前ぐらいにAPUを訪れたお話をされていましたね。

少し余談になりますが。。。

2023年度からは5棟目の寮に新入生が入寮し、Green Commonsという新棟が増設されました。これまで以上に活発な交流・活動を生み出すために、対話型の学びやWEBにより変革する授業に対応できる新しい学びの場になるそうです。


学生だけでなく、教職員の方々や、県・市・地域の方との対話を通して

多くの新しいチャレンジを行い、グローバルなラーニングコニュニティの創造を目指すそうです。

ご存じのように新しい学部、サステナビリティ観光学部が設置され、それにに合わせて

世界的課題であるSDGsにつながる木造校舎で、大分県産の木材を使用して地産地消を実現し、さらに自然エネルギーの活用など様々な環境技術を採用した先導的なサスティナブルの建築が生きた環境教育の教材になる校舎になってくるそうです。


と、保護者向けのキャンパスツアーに際にご説明いただきました。


さらに驚いたのが、トイレに入るところを見られることに抵抗があるとう学生の意見から

ジェンダーについて考え、オールジェンダートイレというものがありました。

全てにおいて画期的で学生の新しい価値への創造へつながるのでは、と思いました。


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訪れるまでは、圭を心配しておりましたが、実際大学を訪れ、教職員皆様や在校生、卒業性と接して、こんな素晴らしい環境で学習生活できることに羨ましさを感じました。

また、帰国子女や、ハーフで英語に問題がない学生がたくさんいるなか、圭が自分から積極的に英語を話す姿に感心しました。

これもMELスクールで学ばせていただいたお陰で、彼がMELの卒業式で話していたように、これまでの学習が次のステップで有効になってくると話していた通りです。

先生方には本当に感謝いたしております。

MELでたくさんインプットしてきたものを、一生懸命アウトプットしているように感じました。

楽しそうにコミュニケーションしていたのが印象的でした。


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中山さま、改めて素敵なメッセージに感謝申し上げます。講師一同、圭さんのこれからの活躍を楽しみにしています。(浅井利和子)







卒業生の声 2017年第6期生

6期生 Y. S さん

MEL School には小学6年の2月から高校卒業まで通い、4月からは上智大学外国語学部に進学することになりました。
MEL School では、英語の基礎からしっかり学べたことをとても感謝しています。中学3年の夏から1年間海外でインターナショナルスクールに通う機会がありましたが、そこで先生に英語の土台がきちんとできていると褒められ、MEL School に通っていて本当に良かったと思うと同時に、自分のMEL School で身につけた英語力が実際に役に立つ喜びを感じました。
また、帰国後は英語の基礎を学ぶだけでなく、自分の意見をどのように伝えるかや、「英語を」ではなく「英語で」学ぶことの楽しさを教えていただきました。
授業では様々な分野の事柄を英語で読んだり聞いたり、クラスメイトと意見交換することによって、自分が何に関心を持っているのかを知ることができました。
私は大学で新たな言語を学ぶこととなりましたが、MEL School で培った英語を学ぶ力、英語で学ぶ力を生かしていきたいです。

6期生 M. Y さん

春から国際教養大学に通う高校3年生です。高校2年生のときアメリカのカリフォルニア州にあるサンタバーバラに3週間留学したことや、中高での英語の学習を通じて、英語で様々なことを学習することに興味をもち、国際教養学部に進むことを決めました。

MELには中学受験を終えた小学6年生の2月から高校3年生の3月までの約6年間通っていました。
MELでは基礎英語やオリジナルテキストでの基礎の学習から始まり、その学習を活かして英語で相手に自分の意見を伝える練習をしてきました。中学校や高校では練習出来ない、英語を話すこと、書くことの練習をしたことで英語への興味が広がったと思います。また、MELでは特に高学年になると、生物や建築、芸術、社会問題など様々なトピックについて英語で学習するので、新たに自分の興味の幅や知識を広げられたことも良かったなと思います。私はMELでの学習を通して自分が大学で本当に学びたいことを見出せたので、MELに通って良かったと心から思います。

6期生 K. N さん

沓澤先生、浅井先生、四年間ありがとうございました。

MELschoolのおかげで第一志望の東京農工大学工学部機械システム工学科に合格することができました。

僕は最初、全く英語を喋ることができませんでした。しかし、生徒一人一人のニーズに合ったテーマを沓澤先生が選んでくださったり、タブレットによる授業を通して、楽しく英語を学ぶことができました。show and tellでは聞き手の興味が湧く話を作ることを心がけ、表現力を養うことができました。

僕は中三の夏と高一の三学期にオーストラリアに留学しました。大学でも留学したいという目標を持っています。

MELschoolでは、普通の予備校では学べない「英語の会話力」を身につけることができたと思います。


卒業生の声 2017春

MEL School には卒業生が遊びに来てくれることがよくあります。
そんな中の一人に寄せてもらったメッセージを紹介します。

1. 自己紹介をお願いします。
 
一橋大学の社会学部で勉強しています。高校生のときにアメリカへ一年間留学をしました。ペンシルバニア州のランカスターというのどかな田舎です。この地域には電気を使わないで生活をするアーミッシュという人々も住んでいて、彼らが馬車で道路を通る姿は日常でした。自分のこれまでの関心や留学の経験を考えて大学では社会学を勉強したいと思って進路を選択しました。

Tell us about yourself.
I’ve been studying sociology at Hitotsubashi University. I spent one third of my high school life in the U.S. to study at the local high school when I was 16. I stayed in Lancaster in Pennsylvania, where people called Amish who live without electricity also reside. Considering my interests and the experience I had in the U.S., I decided to study sociology.

2. MEL School にはいつ、どの期間通っていましたか? 
中学一年生の春から留学に行く高校一年の夏までです。

When did you attend MEL School?
From when I entered junior high school until the first summer in high school.

3. MEL School での学習は留学中、そして現在に至るまでどのように活きていると思いますか? 
MELでは英語を学ぶと同時に、英語というツールを用いて自分の考えを伝える練習をしていたと思います。そのため自分がどう考えているか、どういう思いを持っているかに向き合うことができるようになりました。また、どうすれば自分の考えが相手に伝わるかも学びました。MELを卒業して現在も、自分がどのように考えているかを内省してみたり、英語でも日本語でも相手に一番分かりやすく理解されやすい伝え方を工夫してみたりするのはMELでその練習を繰り返してきたからだと思います。

What do you appreciate about things you learned at MEL School?
MEL taught me not only how to master English but also how to use English in order to express my thoughts and ideas. This helped me tackle what I was really thinking and learn how to get them across to others. Since I graduated from MEL School, I still keep reflecting myself on what I think and struggling to be understood. 

保護者の声(中学生)2017年

1. 2017年現在の学年とMEL Schoolに通うきっかけを教えてください。

公立中学校に通う中学2年男子です。
中学校で英語の基礎を学ぶにあたり、高校受験を意識した勉強だけでなく、大学生や社会人になってからグローバルに活躍できるスキルを身に付けてほしいと思っていました。「読む・聞く」はもちろん「書く・話す」ことも含め、総合的な英語力の習得を持続的に行うカリキュラムで"伝える力"を養うMEL Schoolの学習内容に魅力を感じました。


2. MEL Schoolの学習はお子様にとってどのように役立っていますか?

先生とクラスメイトと和やかな雰囲気の中でごく自然に英語の力を高めています。日々忙しいスケジュールをこなしている息子ですが、MEL Schoolのレッスンを毎回心待ちにしています。レッスン中は発話の機会が多く、月に1回程度まわってくるスピーチの積み重ねにより、人前で英語を話す度胸もついてきたようです。中学生になるまで英語の知識はゼロに近い状態でしたが、9か月後には英検3級にハイスコアで合格しました。興味を持って積極的に学ぶことが成果に結びつくと実感しています。

短期留学体験記 for 2015 summer

昨年の夏には民間の短期留学プログラムを利用して語学研修に多くの生徒さんが参加しました。
今年以降そうしたプログラムに参加する生徒さんのために何人かの生徒さんに体験記を寄せてもらいました。ぜひご覧ください。今回協力してくれた皆さん、ありがとうございます!

質問は以下の5点です。
1. 昨年の短期留学プログラムに参加した際の学年と行先、期間を教えてください。
2.滞在先は寮でしたか、それともホームステイのプログラムを利用しましたか。
3.短期留学プログラムに参加して一番よかったことを教えてください。
4.滞在中に一番困ったことは何ですか。
5.後輩のみなさんにアドバイスをお願いします。
 
高校3年生(Advancing-2クラス R.S さん)
1.高2の夏に3週間オクスフォードに行きました。
2.寮です。一部屋4人で私はロシア人、アルゼンチン人、ドイツ人と同じ部屋でした。
3.日本とは違った、生徒が積極的に発言をする、大変だけど楽しくてためになる授業を受けることができ、また外国人の友達もたくさん作ることができて、もっと英語を勉強したい! 話せるようになりたい!と良い刺激を受けることが出来たことです。
4.日本とは違って他の国の人はほとんど授業に辞書を持ってきておらず、先生によっては使うことを許されていなかったので、分からない言葉はすぐ辞書で調べることに慣れていた私は初めの方少し苦労しました。
5.自分の英語力や文法に自信がなくても積極的に話す努力をすれば必ず上達すると思います! 大変なこともあるけれど、必ず忘れられない思い出になると思うので、ぜひ留 学に興味のある人は挑戦してみてください!
高校3年生(Advancing-2クラス Y.H さん)
1.高校2年生のときイギリスOxfordに2週間滞在
2.寮(4人部屋で、ルームメイトは皆同い年)
3.仲良くなった友達と帰国してからもよく連絡を取り合っているので、ラフな英語が学べて楽しいです。
4.クラス分けテストはほとんどが文法問題で、文法ができる日本人は上のクラスに入れられがちです。上のクラスには文法かつスピーキング、リスニングにも優れている人たちしかいなかったので、授業についていくのが大変でした。
5.ランチタイムは仲良くなるチャンスです。私も同じクラスの子を自分からお昼に誘って、食事をしながら仲を深めることができました。積極性がとても大切です!

高校3年生(Senior-2pクラス M.Wさん)
1. 高2のときに イギリス オックスフォード2週間滞在しました
2. ホームステイ
3. 初めて一日中英語という生活を送って、自然と英語で考えられるようになったこと。英語という一つのツールで、いろいろな国から来ている人と交流できたこと。
4. お金の価値がわからなかったこと。毎回、日本円に換算していました。
5. 不安もたくさんあると思うけれど、自分から進んでチャレンジすると素敵な留学になると思います。また、MELの授業でのペアワークがとても役に立ったので普段から喋る機会を大切にしてください。充実した留学になることを願ってます。

高校2年生(Advancing-1クラス S.Y さん)
1.高校1年の時アメリカ ワシントン州のシアトル2週間滞在しました
2.ホームステイ
3.頼れる人があまりいないからこそ、積極的に海外の人とコミュニケーションを取れたことです。自分が所属したクラスは年上の人が多く、向こうから話しかけてくれたことも大きかったですが、アジアの国の人とはもちろん、あまり知らない国(中南米、西アジア)の人ともお互いの国や文化について話すことができました。特に台湾人の方々とは不思議と気が合い、バレーボールをしたり一緒に日本食を食べに行ったのも良い思い出です。また、ルームメイトの台湾人の方とは、独特の文化から領土問題の考え方まで、日本にいては知り得なかったことも話せました。
4.自分の英語の未熟さが故に、会話がスムーズに行われなかったことです。face to faceの会話であれば、何回も聞き返せば最低限のことはなんとか理解できましたが、それが電話になると何を言っているのか本当にわかりませんでした。また、僕の発音が悪く、タクシーの予約をする際に間違った家の住所をオペレーターの方に教えてしまい、時間になってもタクシーが現れなかった、という苦い思い出もあります。
5.留学中は毎日小さなトラブルが起きましたが、それも今となっては楽しい思い出です。終バスを乗り損ねて全く知らない町を1時間近く歩いて帰ったり、お湯が無いことを知らずにフリーズドライ食品を買ってしまい昼食を食べ損ねたり…と、失敗談は多くありますが、なんとか乗り越えることが出来ました。その時々機転を利かせて頑張って下さい。あと、ご飯は本当に期待しない方がいいと思います。日本食は、駄菓子も含め美味しすぎる、ということがよくわかりました。クラスメイトやルームメイトに日本のお菓子(僕は抹茶味のキットカットを持っていきました)を配れば、話をするきっかけが作れると思います。アメリカで一番美味しかった食べ物は、mistという炭酸飲料とバーガーキングのハンバーガーでした(笑)。
 
 

留学体験記 2014 Part 3

MEL School 卒業生の留学体験をご紹介します!
1.簡単な自己紹介をお願いします。
高校二年の大内 真です。都内の公立高校に通っています。
2.留学先、滞在先、期間は?
高校一年生の夏から、アメリカ合衆国ペンシルバニア州のランカスターという地域に約一年間ホームステイをしました。現地の小さな私立校に通っていました。
3.留学した動機、きっかけは?
最初は中学・高校で勉強・部活も頑張って楽しんで過ごしたいと思っていました。しかし普段の生活を続ける中で、留学をして何か新しいことや日本にいては気づかないようなことを知りたいと思うようになりました。それが留学のきっかけです。
4.留学中の一番の思い出は?
アメリカの自分の学校では、学年度の終わりに様々な科目や活動で表彰がありました。そこでお互いどう一年を過ごしたかを讃え合います。僕は「キリスト教の歴史」という教科と野球チームの一員で表彰を受けました。特に教会の歴史はアメリカに行くまでほとんど何も知らなかったので一年間頑張ったことを認めていただけたことがとても嬉しかったです。スポーツは、サッカーと野球を学校のチームでしました。スポーツを楽しむことは言語の関係なしに人と仲良くなるチャンスでした。留学の始めは友だちとサッカーをすることが生活に馴染むのに大きな助けになりました。
5.留学中に一番苦労した、困ったことは?
日本での授業と比べてレポートとディベートに取り組むことが多かったことです。そのテーマもアメリカに関わる難しいものばかりでした。まず論点を理解することに時間がかかります。一番印象に残っているディベートはアメリカに増えている不法移民の受け入れの是非についてでした。もともとの知識は0に等しかったけれど、なんとか自分の考えをまとめました。ディベートの結果は惜しくも負けでしたが、最後は満足の行くスピーチができました。
6.留学して一番有意義だと感じたことは?
やはり留学をしてやっと気付いたということは多かったです。現在は日本にいてもやろうと思えば何でもできるし不自由も少ないと思います。でも一回、自分のいる環境を変えてみれば、それはいつも見逃していたことに気付くことができる機会になると思います。自分の中で一番成長できたなと思う所は、頭の中で考えてそれを体系立てられるようになったことです。
7.これから挑戦したいこと
具体的に何を自分がしたいのか見つけること。
日本の中でいろんな人に会いたい。
8.MELの後輩へのメッセージ
留学の一年間も、そして今も、なんだか僕がもっと小さかった頃より時間があっという間に過ぎているように感じます。きっとみんな同じではないかと思います。でもそんな速さより、その中身がもし振り返ってみても満足するものなら時間がどう過ぎようと最後はあまり気にならなくなるのだろう。最近そう思うようになりました。自分のこれまでの十数年間という人生を一度振り返ってみるのも面白いかもしれません。

留学体験記 2014 Part 2

MEL School 卒業生の留学体験をご紹介します!
 
1.簡単な自己紹介をお願いします。
現在18歳の金田梨奈です。趣味はお琴です。
2.留学先、滞在先、期間は?
昨年の9月から香港のLi Po Chun United World College of Hong Kongに入学し、来年の5月に卒業予定です。(全部で2年間)経団連から奨学金を頂いて派遣されています。
3.留学した動機、きっかけは?
決め手となったきっかけは高校1年生のときに一人で初めて海外(イギリス)に行き、語学学校で2週間過ごしたことですが、それ以前からMELをはじめ英語教育を学校以外で受けてきていたので頭の中には海外のあこがれは常にありました。
4.留学中の一番の思い出は?
一番の思い出は真夜中から朝まで寮の屋上で星空と海辺と山々と高層ビルを眺めながら友人たちと語りあったことです。それはとても貴重な時間でした。イエメン人、イラン人、香港人、ブルンディ人等一人一人特別な過去や未来への思いを抱いていて、寝ることよりも誰かしらと話すという時間の使い方の1年間でした。
5.留学中に一番苦労した、困ったことは?
大変だったことはタイムマネジメントです。授業が1時半に終わり、そこから寝るまで時間の使い道は自分次第ですので日本での生活とのギャップから開放感との戦いに苦労しました。また、授業で先生の英語が聞き取れず生物の授業に関しては冬休みまでは何も分からなかったので発音の違いの聞き取りには苦労しました。生徒の発音もまたそれぞれ癖があるので、慣れるまでには時間がかかりましたし、未だに部分的に聞き取れない人もいます。たとえ話せても、相手が何を言っているか理解しないと会話が成立しないので苦労しました。
6.留学して一番有意義だと感じたことは?
留学先がUnited World Collegeだったため、およそ80カ国からの同年代と意見・価値観の違いを肌で感じることができたので、日常の普通の会話が非常に有意義でした。王族階級もいる一方で、シリア、レバノン、トルコを難民として生き延びてきたパレスチナ人もいる環境で、国際理解や敏感さ・配慮を自然と学ぶ日々でした。
7.これから挑戦したいこと
大学はアメリカのリベラルアーツカレッジを狙っているので、今現在それが次の一歩です。中国語をせっかく科目として2年間取っているので日本語、英語に続いてマスターしていくのもこれからの挑戦です。
8.MELの後輩へのメッセージ
今できることを精一杯やることによっていつチャンスが来ても発揮できるようになるので、ぶれることなく芯を持って突き進んでほしいと思います。私自身UWCを受験するまで4年間悩み続けましたが、高校生になった自分が何を思うか分からなかったので妥協はせず結果的にその積み重ねが大事な局面で大きな助けになりました。チャンスはどこにでも転がっていて、あとはそれを掴むだけなので視野を広げてどんどん自分から突破口を開いていってほしいと思います。