留学体験記 2014 Part 3

MEL School 卒業生の留学体験をご紹介します!
1.簡単な自己紹介をお願いします。
高校二年の大内 真です。都内の公立高校に通っています。
2.留学先、滞在先、期間は?
高校一年生の夏から、アメリカ合衆国ペンシルバニア州のランカスターという地域に約一年間ホームステイをしました。現地の小さな私立校に通っていました。
3.留学した動機、きっかけは?
最初は中学・高校で勉強・部活も頑張って楽しんで過ごしたいと思っていました。しかし普段の生活を続ける中で、留学をして何か新しいことや日本にいては気づかないようなことを知りたいと思うようになりました。それが留学のきっかけです。
4.留学中の一番の思い出は?
アメリカの自分の学校では、学年度の終わりに様々な科目や活動で表彰がありました。そこでお互いどう一年を過ごしたかを讃え合います。僕は「キリスト教の歴史」という教科と野球チームの一員で表彰を受けました。特に教会の歴史はアメリカに行くまでほとんど何も知らなかったので一年間頑張ったことを認めていただけたことがとても嬉しかったです。スポーツは、サッカーと野球を学校のチームでしました。スポーツを楽しむことは言語の関係なしに人と仲良くなるチャンスでした。留学の始めは友だちとサッカーをすることが生活に馴染むのに大きな助けになりました。
5.留学中に一番苦労した、困ったことは?
日本での授業と比べてレポートとディベートに取り組むことが多かったことです。そのテーマもアメリカに関わる難しいものばかりでした。まず論点を理解することに時間がかかります。一番印象に残っているディベートはアメリカに増えている不法移民の受け入れの是非についてでした。もともとの知識は0に等しかったけれど、なんとか自分の考えをまとめました。ディベートの結果は惜しくも負けでしたが、最後は満足の行くスピーチができました。
6.留学して一番有意義だと感じたことは?
やはり留学をしてやっと気付いたということは多かったです。現在は日本にいてもやろうと思えば何でもできるし不自由も少ないと思います。でも一回、自分のいる環境を変えてみれば、それはいつも見逃していたことに気付くことができる機会になると思います。自分の中で一番成長できたなと思う所は、頭の中で考えてそれを体系立てられるようになったことです。
7.これから挑戦したいこと
具体的に何を自分がしたいのか見つけること。
日本の中でいろんな人に会いたい。
8.MELの後輩へのメッセージ
留学の一年間も、そして今も、なんだか僕がもっと小さかった頃より時間があっという間に過ぎているように感じます。きっとみんな同じではないかと思います。でもそんな速さより、その中身がもし振り返ってみても満足するものなら時間がどう過ぎようと最後はあまり気にならなくなるのだろう。最近そう思うようになりました。自分のこれまでの十数年間という人生を一度振り返ってみるのも面白いかもしれません。

留学体験記 2014 Part 2

MEL School 卒業生の留学体験をご紹介します!
 
1.簡単な自己紹介をお願いします。
現在18歳の金田梨奈です。趣味はお琴です。
2.留学先、滞在先、期間は?
昨年の9月から香港のLi Po Chun United World College of Hong Kongに入学し、来年の5月に卒業予定です。(全部で2年間)経団連から奨学金を頂いて派遣されています。
3.留学した動機、きっかけは?
決め手となったきっかけは高校1年生のときに一人で初めて海外(イギリス)に行き、語学学校で2週間過ごしたことですが、それ以前からMELをはじめ英語教育を学校以外で受けてきていたので頭の中には海外のあこがれは常にありました。
4.留学中の一番の思い出は?
一番の思い出は真夜中から朝まで寮の屋上で星空と海辺と山々と高層ビルを眺めながら友人たちと語りあったことです。それはとても貴重な時間でした。イエメン人、イラン人、香港人、ブルンディ人等一人一人特別な過去や未来への思いを抱いていて、寝ることよりも誰かしらと話すという時間の使い方の1年間でした。
5.留学中に一番苦労した、困ったことは?
大変だったことはタイムマネジメントです。授業が1時半に終わり、そこから寝るまで時間の使い道は自分次第ですので日本での生活とのギャップから開放感との戦いに苦労しました。また、授業で先生の英語が聞き取れず生物の授業に関しては冬休みまでは何も分からなかったので発音の違いの聞き取りには苦労しました。生徒の発音もまたそれぞれ癖があるので、慣れるまでには時間がかかりましたし、未だに部分的に聞き取れない人もいます。たとえ話せても、相手が何を言っているか理解しないと会話が成立しないので苦労しました。
6.留学して一番有意義だと感じたことは?
留学先がUnited World Collegeだったため、およそ80カ国からの同年代と意見・価値観の違いを肌で感じることができたので、日常の普通の会話が非常に有意義でした。王族階級もいる一方で、シリア、レバノン、トルコを難民として生き延びてきたパレスチナ人もいる環境で、国際理解や敏感さ・配慮を自然と学ぶ日々でした。
7.これから挑戦したいこと
大学はアメリカのリベラルアーツカレッジを狙っているので、今現在それが次の一歩です。中国語をせっかく科目として2年間取っているので日本語、英語に続いてマスターしていくのもこれからの挑戦です。
8.MELの後輩へのメッセージ
今できることを精一杯やることによっていつチャンスが来ても発揮できるようになるので、ぶれることなく芯を持って突き進んでほしいと思います。私自身UWCを受験するまで4年間悩み続けましたが、高校生になった自分が何を思うか分からなかったので妥協はせず結果的にその積み重ねが大事な局面で大きな助けになりました。チャンスはどこにでも転がっていて、あとはそれを掴むだけなので視野を広げてどんどん自分から突破口を開いていってほしいと思います。
 

留学体験記 2014 Part 1

MEL School 卒業生の留学体験をご紹介します!
 
1.簡単な自己紹介をお願いします。
早稲田大学国際教養学部3年の鈴木千賀子です。MELスクールには中学1年生の時からお世話になり、高校3年生まで6年間通わせて頂きました。MELスクールの卒業生第一号です。
2.留学先、滞在先、期間は?
去年の夏から約1年間、アメリカのカリフォルニア州に留学をしていました。
3.留学した動機、きっかけは?
学部の関係で1年間の留学が必須だったこともありますが、何よりMELでの6年間を通して英語が好きになったこと、そしてこれからの社会で英語を使っていきたいと思ったからです。
4.留学中の一番の思い出は?
私は向こうでテニスの体育会に入っていました。週6日朝6時半から練習というハードスケジュールでしたが、練習を通して得たチームメイトとの絆が留学の1番の思い出です。
5.留学中に一番苦労した、困ったことは?
留学すれば英語がある程度出来るようになる、という安易な考えがありましたが、最初の2〜3ヶ月は友達ときちんとコミュニケーションが取れないことが多く、憤りを感じることもよくありました。また勉強面でも、日本の大学とは比にならない程の課題がありとても苦労をしました。
6.留学して一番有意義だと感じたことは?
日本にいると、英語が喋れる=凄い、というイメージがあるかもしれませんが、留学を通してあくまで英語はコミュニケーションや勉強のツールであるということを再認識しました。国際社会で活躍するには、英語が喋れたうえで何が出来るのか、ということが必要だと改めて感じることができました。
7.これから挑戦したいこと
先にも言ったように、英語が出来てそのうえで何が出来るのか、自分の強みは何なのか、ということを考えそれを更に深めていきたいと思います。
8.MELの後輩へのメッセージ
留学に行って英語を勉強し、改めて中高の英語の基礎の重要性が分かりました。ベースが出来ていないと応用も出来ません。これからも英語を勉強していきたいと思っている皆さん、MELスクールでしっかり英語のベースを作り世界に羽ばたいていって下さい。