留学体験記 2014 Part 2

MEL School 卒業生の留学体験をご紹介します!
 
1.簡単な自己紹介をお願いします。
現在18歳の金田梨奈です。趣味はお琴です。
2.留学先、滞在先、期間は?
昨年の9月から香港のLi Po Chun United World College of Hong Kongに入学し、来年の5月に卒業予定です。(全部で2年間)経団連から奨学金を頂いて派遣されています。
3.留学した動機、きっかけは?
決め手となったきっかけは高校1年生のときに一人で初めて海外(イギリス)に行き、語学学校で2週間過ごしたことですが、それ以前からMELをはじめ英語教育を学校以外で受けてきていたので頭の中には海外のあこがれは常にありました。
4.留学中の一番の思い出は?
一番の思い出は真夜中から朝まで寮の屋上で星空と海辺と山々と高層ビルを眺めながら友人たちと語りあったことです。それはとても貴重な時間でした。イエメン人、イラン人、香港人、ブルンディ人等一人一人特別な過去や未来への思いを抱いていて、寝ることよりも誰かしらと話すという時間の使い方の1年間でした。
5.留学中に一番苦労した、困ったことは?
大変だったことはタイムマネジメントです。授業が1時半に終わり、そこから寝るまで時間の使い道は自分次第ですので日本での生活とのギャップから開放感との戦いに苦労しました。また、授業で先生の英語が聞き取れず生物の授業に関しては冬休みまでは何も分からなかったので発音の違いの聞き取りには苦労しました。生徒の発音もまたそれぞれ癖があるので、慣れるまでには時間がかかりましたし、未だに部分的に聞き取れない人もいます。たとえ話せても、相手が何を言っているか理解しないと会話が成立しないので苦労しました。
6.留学して一番有意義だと感じたことは?
留学先がUnited World Collegeだったため、およそ80カ国からの同年代と意見・価値観の違いを肌で感じることができたので、日常の普通の会話が非常に有意義でした。王族階級もいる一方で、シリア、レバノン、トルコを難民として生き延びてきたパレスチナ人もいる環境で、国際理解や敏感さ・配慮を自然と学ぶ日々でした。
7.これから挑戦したいこと
大学はアメリカのリベラルアーツカレッジを狙っているので、今現在それが次の一歩です。中国語をせっかく科目として2年間取っているので日本語、英語に続いてマスターしていくのもこれからの挑戦です。
8.MELの後輩へのメッセージ
今できることを精一杯やることによっていつチャンスが来ても発揮できるようになるので、ぶれることなく芯を持って突き進んでほしいと思います。私自身UWCを受験するまで4年間悩み続けましたが、高校生になった自分が何を思うか分からなかったので妥協はせず結果的にその積み重ねが大事な局面で大きな助けになりました。チャンスはどこにでも転がっていて、あとはそれを掴むだけなので視野を広げてどんどん自分から突破口を開いていってほしいと思います。
 

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